おはようございます!
雪が積もって在宅勤務を決意しただいじろう(@idoco_daijiro)です。
鹿児島市内でもついに雪が積もりました!
道路が凍結するほどまではあまりないのですが、積雪のなかでの運転には不慣れ(スリップ経験ありw)ですので、今日は在宅ワークに切り替えました。
大雪の地域もあるようなので、みなさん、事故には十分にお気をつけください。
さて、前回のコラムで顧客となる人たちの購買心理について解説しました。
これは”購買”という言葉を使っていますが、これは購入という”行動”までの心理変化。
ですので、Webサイトであれば「クリックしてもらう」とか、Twitterであれば「フォローしてもらう」とか、このnoteであれば「読んでもらう」といった行動にも置き換えて考えることができます。
臨床であれば、患者さんに運動してもらうためにはどうするか。
スタッフに行動してもらうためにはどうするか。
そういったところにも応用できますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
今回はそれに引き続き、ぼくが実践してきた手法についてご紹介していきたいと思います。
具体的には今回は「オンラインセミナーの集客」、次回は「整形クリニックの集患」についてです。
もちろんこれが正解というわけではないので、参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
ということで、本題に入ります。
ぼくがセミナー集客をやる理由【本音編】
ぼくのSNSをフォローいただいている方はご存知かと思いますが、今、nanri先生(@nanriyuta)のセミナー「【初学者向け】臨床研究のはじめの一歩」の集客を頑張っています。
https://xpert.link/online-seminar/1617
↑無事、終了しました!
なぜこのセミナー集客を頑張るのか?
はじめに言っておきますが、これから綺麗事を書きますw
ですが、有料セミナーだとお金が絡んできます。
お金が絡んでくると綺麗事が変にかすんでしまいますので、ここでお金についての話をしっかりした上で、綺麗事を書いていこうかと思います。
「有料セミナーを集客してるのは収益のためでしょ?」
そう思われるかもしれませんが、今回のセミナーに関してはぼくは一銭もいただきません。
もしかしたら、セミナー後に協力したからということでnanri先生があーだこーだ言ってくるかもしれません。
ですが、ぼくはただセミナーを掲載しただけですし、言い出しっぺ(発起人)はお豆腐さん(@pt04spt)なので、お豆腐さんと2人で美味しいお豆腐でも食べに行ってもらえればいいかなと考えてます。
では、ぼくのメリットはなんなのか?
メリットがないのにこんなに協力するってなんか気持ち悪いですよね。
逆に怪しくなってしまうので、ぼくのメリットを書きます。
ぼくのメリットはXPERTというプラットフォームを使ってもらえるということ。
ぼくはXPERTというWEBサービスにディレクターとして携わらせていただいていて、当面の方針としては「会員数の増加」があります。
今回のセミナーはそこに大きくつながることになるので、ぼくにとって十分にメリットがあるんです。
これが本音ですw
はい!本音を打ち明けた上で綺麗事を語っていきます。
ぼくがセミナー集客をやる理由【綺麗事編】
では、ぼくが今回のセミナー集客をやる理由として綺麗事を語っていきます。
綺麗事ですが、ウソではありません。
本気です!
それをどう捉えるかどうかは【本音編】をふまえた上で、判断してくださいw
なにを隠そう、ぼくはnanri先生のことは存じ上げません!
↑知らんのかいw
お豆腐さんの実習のときのバイザーがnanri先生で、お豆腐さんが尊敬する方だということで、全力で協力させていただいてます。
もちろんツイート内容とかを見ていて、nanri先生が素晴らしい先生だということはわかります。
が、それ以上にぼくにとってはお豆腐さんの想いが大きなきっかけでした。
もう一つはnanri先生の「臨床研究」に対する姿勢を多くのセラピストの方々に知ってもらいたいからです。
ぼくが初めて就職した整形外科では臨床研究が当たり前のように行われていて、セラピストが20名ほどいましたが、全員が年に2〜3回学会発表したり、論文掲載したりしていました。
特殊な施設でしたので、セラピスト1人が一日にみる患者数は30名〜50名。
教育にも力を入れるということで、実習生も年間数十名来ていました。
その他にも県士会活動にはほぼすべて参加していき、地域貢献活動やトレーナー活動なども全セラピストが取り組んでいました。
そんな忙しいなかで臨床研究をやっていました。
ぼくは最初の職場がそういったところだったので、それが”当たり前”だと思っていました。
患者数や院外活動が”異常”だったことは認識していましたが、どの施設でも当たり前のように「臨床研究」が行われているのかと思っていました。
学会発表や論文掲載という形でアウトプットしていないだけで、どこでもやっているのかと。
ですが、別の職場に移って、残念ながらそれが”当たり前”ではないことを知りました。
患者さんの経過についてカルテに記録はしているけど、そのデータを分析したりはされてないところが意外と多かったんですよね。
これは個人的な見解(たぶん検証されてる方々は共感いただけるのでは?)なのですが、ぼくたちの経験”だけ”に基づいた臨床感はびっくりするくらい信ぴょう性がないんです。
こうやれば良くなるよな。
今こうしておけば、後々こうなってくる!
実際にデータを分析してその経験を検証していくと、その感覚がめちゃくちゃいい加減だということが分かります。
ですので、この「臨床研究」の手法ではなく、なぜそれが必要なのか、どうやって導入するのかを解説してくださる(であろうw)今回のセミナーはとても大切なんです!
そして、多くの方々がほんの少しだけでも「臨床研究」を意識するだけで、大きく業界が変わるんじゃないかなと思ってます。
ですので、個人的には同じ職場の方々と参加いただけるととても嬉しいです!
以上がぼくが今回のセミナー集客を頑張る理由【綺麗事編】でした。
では、実際に今回のセミナーに多くの方々に参加してもらうためにやった戦略について解説していきます!
ぼくがセミナー集客でやった戦略
今回のセミナー集客のぼくが意図してやってみた戦略について公開します!
大きく3つのことを考えてやっていきました。
①ザイオンス効果
まずはザイオンス効果です。
ザイオンス効果とは頻回に接することのあるものに対して人は好意的な感情を抱くというものです。
何度も何度も繰り返しSNSで宣伝することで、このセミナーに対して好意的な感情を抱いてもらい、「参加する」という選択のハードルを下げるという戦略ですね。
これはよくある戦略かと思いますが、あまり使われていないんですよね。
SNSとかであれば、何度も何度も告知しているとウザがられるんじゃないか?と思います。
ですが、本当に良いコンテンツで、それがだれかのためになると信じられるのであれば、何度も何度も告知した方がいいと思います。
逆に何度も告知するのが忍びないと思うくらいならやらない方がいいのかもしれませんね。
また、SNSでは自分が思っている以上に相手には届いていません。
いろんな情報が流れているSNSですので、1回の告知で全フォロワーさんに届くということはないんですよね。
そういった意味でも何度も何度も告知するのは大切だと思います。
ただ、単に告知を繰り返せばいいかというとそうではありません。
細かいとこですが、ターゲットも分けてコメントしたりもしていきました。
基本的には若手向けなんですが、内容的には中堅や管理職の方にもかなり有益だと思うんです。
↑内容知らないんですけどw
なので、若手の方向けのコメントや、中堅や管理職の方向けのコメントを使い分けて拡散するようにしています。
こういうのは一回シェアしたからといってみんなに届いているわけではないですし、1つのメッセージでみんなに届くわけではないので、何度も何度も届けるようにすることが大切かなと思います!
②ハーディング効果
ハーディング効果とは、人が集まっているところに人が集まるという心理効果です。
行列ができているお店やにぎわっているところに人が集まったりするのもこの心理効果が作用しています。
同調圧力とも似たものになりますが、人は周囲の人と同じ行動をとることで安心感を得ようとするんですよね。
みんなが「良い!」と言っているものを自信持って「悪い!」って言いづらいですよね。
ですので、今回のセミナー集客では「◯名突破!!!」という言葉をあえて使うようにしています。
キンコン西野さんのマーケティング講座でもこの戦略でどんどん集客できたとおっしゃられていたので、ぼくも検証してみました。
これは外来リハでも活用できます。
医療機関ですので、安全面には十分に配慮しないといけませんが、その上でいかににぎわいを作っていけるかを考えてみてください。
今回のセミナーもまだまだシェアしていきます。
ぼくが各SNSでシェアする人数の変化をみておいてくださいね!
1月9日現在で申込いただいている方が120名ですので、あと1週間でどこまで増えていくか、楽しみです!
↑最終的に176名の方にご参加いただきました!
③口コミをどう設計するか
もう一つの課題として「口コミをどう設計するか」があります。
これは非常に難しいところです。
基本的にセミナー事業では運営に携わる人たちだけがシェア・拡散します。
で、セミナーに参加する方にシェア・拡散してもらうことは期待できないですよね。
参加したあとに「良かった!」とシェアしてもらえることは可能ですが、事前にシェアしてもらうためにはどうしたらいいでしょうか?
その1つの戦略として「#臨床研究はじめの一歩」というハッシュタグでの事前質問を受け付けてみました。
さらにnanri先生がご厚意で「その事前質問に答えていきます!」とおっしゃっていただきました!
そうすることで、今回のセミナーの中身の一部が事前に見れることになります。
その結果、質問者には回答してもらえるというメリットがあって、シェアしてもらえるようになりました。
また質問への回答がセミナーの質の担保になり、より参加のハードルが下がり、申込者が増えました。
個人的にはこの事前質問への回答内容をセミナーに盛り込めば、資料作成が楽になるのに、事前に答えてしまうnanri先生はホントに頭おかしいと思いましたw
(本当にありがとうございます!)
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こういった想いをもって、戦略を練りながらセミナー集客に取り組んでいきました。
もちろんベースとして講師の『nanri先生への信用・信頼』があります!
あと1週間、もっともっと多くの方々に届けたいと思いますので、これを読んでくださった方々もご協力いただけると泣いて喜びます!!!
↓↓こちらのURLをシェアお願いします↓↓
https://xpert.link/online-seminar/1617
(↑無事に終了しました)
よろしくお願いいたします!
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それではまた~